誰かの役に立つ、誰かの日々をサポートをする、そんな仕事の代表とも言えるのが福祉の仕事。大変なことはもちろんあるけれど、思いがけない一言が心に沁みる日もある。現場には今日もサポートを待つ人がいる。いい仕事ってなんだろう?
この記事で掲載されている企業
〈 社会福祉法人 飛騨古川 さくらの郷 〉


平田愛果
1994年生まれ。高校卒業後、名古屋の専門学校を経て飛騨に帰郷。
同職場に勤める母の勧めもあり、介護の道を目指す。
母の背中を追いかけて
まったく未経験だった介護の現場では、戸惑うことはあっても、利用者さまからいただく心からの「ありがとう」という言葉に自然と笑顔になってしまいます。現場のリーダーも経験した、同じ職場で働く母のような介護士を目指し、いつも笑顔で仕事に取り組んでいます!


デイサービス介護職員(臨時社員)
経験
介護職員(正職員)
企業情報
社会福祉法人 飛騨古川 さくらの郷
〈 一般財団法人 高山市福祉サービス公社 〉


清水ゆな
入社2年目の若手スタッフ。
高山市内のダンススタジオにてインストラクターとしても活躍!
幼少期の憧れ
おばあちゃんっ子だった私にとって、曽祖母の介護や支援に携わってくれた介護士の方々は憧れの存在でした。「家族と同じくらい、とても大切な人たち」と笑顔で話す曽祖母の姿は、今でも印象深く残っています。実は母親も介護士として働いていて、いつもかっこよく働く母の背中を見て育った私は、自然とこの世界に足を踏み入れました。
「覚えてくれて、ありがとう」
職員としてまだまだ未熟な私にとって、利用者さまからの感謝の言葉は何よりの励みです。右も左も分からない入社時から心掛けたのが、皆さまの顔や名前を覚えること。小さな不安も気軽に相談してもらえるような、身近な存在になれるよう意識してきました。「名前を覚えてくれてありがとう」と笑顔でかけられた言葉は、憧れの存在に近づけた証のようで、今でも心に残っています。
2つの夢の両立
実は私にはもう1つ理想の将来像があるんです。それは、ずっと続けてきたダンスの世界で活躍すること。通い続けてきたスクールにて、2年前から念願のインストラクターになることができました。畑違いな分野に見えますが、人とのコミュニケーションが重要な点はどちらも同じ。得意が活かせるこの職場環境に感謝を忘れず、皆さまのお役に立てるようこれからも精進していきます!
TAKAYAMASHI FUKUSHI SERVICE KOSHA’S WORK

介護職員(正社員)
勤務時間
企業情報
一般財団法人 高山市福祉サービス公社
〈 介護老人保健施設 それいゆ 〉


半野田愛子
介護福祉士。高山市出身。
〈それいゆ〉に入社して6年目。
きっかけ
私の家庭では 99歳だった曾祖母の在宅介護を祖母が中心に行っており、幼い頃から介護を身近に感じていました。その後、大好きだった祖父が亡くなり、大切な人の当たり前にあった命の重みを知り、助けが必要な方の力になりたいと思い、人に寄り添う介護の道へ進みました。
幸せを感じる瞬間
排泄・入浴・食事介助にレクリエーションや送迎も行っています。やりがいは山ほどあり、特に利用者さまが1日何回もかけてくださる「ありがとう」の言葉は、とても力になります。スタッフ同士で体調を気遣って、「大丈夫か?」「ちょっと休めよ」という声かけもうれしく、仲間として認められたようで「あぁ、幸せだな!」と思える瞬間です。今後もスキルアップし、誰からも頼られるスタッフを目指して、毎日笑顔で自分らしく働きたいと思っています。
休日の過ごし方
休日は朝ご飯をゆっくり食べたり、子供の好物を作ったり、友人と会って腹を抱えて笑ってストレスを発散したりと、家族や友人との時間を大切にしています。ぼーっと畑の野菜を見ている時間でさえ「平和だなぁ…」と幸せを感じるのは、若い頃には思わなかったこと。そんな休日はとても充実しています。当たり前の日常をとても愛しく感じています。
SOLEIYU’S WORK

介護職員(正社員・パート)、リハビリ職員(正社員・パート)
企業情報
介護老人保健施設 それいゆ
〈 住宅型有料老人ホーム すみれハイツ 〉


長谷川将大
神奈川県生まれ。
幼少期に高山へ転入し、中学校での職場体験を機に介護職へ。
自身がなるべき姿
私たちは看取りの多い施設だからこそ、一人ひとりとの時間を大切にしています。一緒に笑ったり思い出を語り合ったりすることで、心地良く、心から「生きててよかった」と思ってもらえる場所にしたい。そのためにも、その人らしい人生や価値観にもっと寄り添えるよう、傾聴のスキルアップを図ることがいまの私の目標です。


看護社員(パート)
経験
介護社員(パート)
経験
企業情報
住宅型有料老人ホーム すみれハイツ
〈 デイサービス おふくろガーデン 〉


内藤明美
入社3年目。
平湯から高山に戻ったことを機に友人と一緒に入社。
大好きが武器に。
もともとは友人に紹介されての入社でしたが、人と話すのが好きなので、その“おしゃべり”が自然と仕事につながっていきました。利用者さまと話しているうちに、「ありがとう」と言われることが増えて、最近では「いないと寂しい」「頼りにしてるよ」なんてうれしい言葉をいただくことも。好きなことが誰かのためになって、自分にとっても心地いい場所で働いています。


介護社員(正社員)
経験
介護社員(パート)
経験
企業情報
デイサービス おふくろガーデン
〈 ステキバリエーショングループ 〉


桑原李奈
入社5年目。斐太高校を卒業後、大学・大学院にて心理学を学び、
2021年には国家資格の公認心理士を取得。
入社のきっかけ
4年間名古屋の大学で、2年間徳島・鳴門の大学院で心理学を学びました。修了後、地元高山でスクールカウンセラーに携わりたいと考えていましたが、当時求人がなく困っていました。そんな時〈ステキバリエーション〉のHPを見て興味を持ち応募しました。実際に常務や社長との面談を通して、お2人の明るさや人柄に惹かれ入社を決めました。
忘れられないシーン
昨年、弊社の 10周年総会にてオープニングのピアノ演奏を引き受けました。5歳から続けてきたピアノ。演奏後、いろんな方々から「感動した」と声をかけて頂いたことは忘れられません。普段の放デイでは、子どもたちの豊かな感性や表現に刺激を受ける毎日です。その中でも高校 3年生が卒業を迎える時に「もっとできたかも」と思う一方で、子どもたちの成長した姿を見送る日は忘れがたい1日として、心に残っています。
今後のビジョン
現在は児童福祉の業務と昨年スタートしたコンサル事業にも関わり、「自己理解」をテーマに活動中です。忘れたくないのは、業務を支えてくださる周りの方々へ感謝の気持ちを持つこと。現場を離れて外で得たことを、スタッフの皆さんはもちろん保護者の方や子どもたちにも広めていき、ステキな日々をサポートできれば。どんな人もローストレスで過ごせる日常の革命を起こしていきたいです。
SUTEKI VARIATION’S WORK
