
忙しい日々だからこそ、ちょっと立ち止まるような時間は誰しも必要なこと。気持ちがしんと静まるような、本当の自分を見つめるような、そんな日常とは少し離れた時間を過ごしてみたくなるカフェが流葉にひっそりと生まれている。祖父母の代から営んできたスキー場のロッジ、その一角を改修してカフェを開いたのは、その孫娘にあたる大家茉虹さん。ゆったりしたくなる居心地も申し分ないこの空間をつつましやかにかたちづくるのは、昭和の頃からロッジで使い継がれてきたアイテムたちだ。
この季節は一面緑に染まる斜面を見下ろしながら、ていねいに手作りされたランチのプレートやスイーツを楽しめるのがうれしい。店内にはフリーノートやレターセットの用意もあり、いまここでしか感じられない内なる思いを、そっとしたためるのもまた良き。山の上で、ほっこりと心癒される時間を。

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