ここのところ立て続けに新店の扉を開き、賑わいを増している下町エリアの一角に、新たに行きつけにしたい店が1軒。宮川の流れを前にその暖簾を掲げる〈こより〉は、かつて岐阜市にあった人気店。飛騨に暮らす人と土地に惹かれた杉山さん夫妻がこの秋から移り住み、この場所で営みを始めている。
その料理のベースとして大切にしているのは、昆布と鰹を使ってていねいに引いた出汁。それをベースにしながら、その時々の旬の野菜と魚を中心に用意された料理を楽しめる。
「こちらの野菜の味わいの濃い美味しさに驚きました」と話す店主。つながりのある地元の農園を巡り、吟味した野菜を活かしながら提供する1皿が、深まる秋をますます美味しくする。
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