 
	この店の朝ごはんは八寸盆に乗せられて提供されるが、縁の継ぎ目がしっかりと「向こう」に回されて出てきたのでうれしくなってしまった。「日本料理の世界にいたのでお茶を習っていたんです」扱いを分かっているのは、店主の桂川さんの教養。お茶事には決まりごとが多いが、それは相手を「もてなす」時間をかたち作るためであり、気軽なカフェスタイルの店だが、料理人がそれを知っている人であることがなんだか心強い。細やかであることを「当たり前」にこしらえるその料理が美味しいことは、もはや言うまでもないのである。(Y)
 
		 
     
		 
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